量子ドットは非常に小さな半導体粒子で光を滞留させ発光する性質を持っています。
その性質を応用した塗料を壁面に塗布することで、LED・液晶画面にも匹敵するハイコントラストなプロジェクター投影を実現します。
白壁にプロジェクターを投影する従来の方法では、暗部の締まりを表現しきれずコントラストの再現に限界がありました。
量子ドット(Quantum Dot)は光を保持して波長を合わせることで強く発光することと、量子の大きさを調整して波長の周波数を変えることで、より色鮮やかに発光させることが可能になります。その性質を活かし、壁面を黒・グレーにしても明部の表現が保てるため、暗部の締まりを表現しながらも明部をキープするハイコントラストな投影を実現しています。
これによりビジュアルに奥行きが生まれ、Immersive Engineの没入感により深みを与えます。
共同開発をしているCole氏は、量子ドットの技術を活用したスマートフォンやPCデバイスのディスプレイの性能アップに世界的に貢献。その技術をプロジェクターを投影する壁面の塗料に応用する「Immersive Magic Wall」の共同開発・販売を実施しています。
Cole Franklin氏 インタビュー動画
Immersive Magic Wallは、Immersive Engine導入時に選べるオプションになります。 Immersive Magic Wallを採用いただいた場合、壁面は通常の白ではなく、黒〜グレーになります。プロジェクターと壁面との距離によって変動する明るさ(ルーメン)に沿って、最適なトーンをご提案いたします。
プロジェクターはLEDに比べて、初期費用・運用コスト・環境配慮に適したソリューションです。Immersive Magic Wallは、LEDビジョンの代替えシステムとしてご提案が可能です。
さまざまな形状にレイスとされた壁面にプロジェクターでコンテンツを投影して、ゴーグルレスのまま没入空間を創出するImmersive Engine。今まで出張にかかっていた移動費・移動時間をゼロにする次世代型プレゼンテーション・会議システムです。倉庫・工場視察、社内研修、店舗監査や会場の下見、観光など、さまざまなシーンでご活用いただけるソリューションです。