震災の記憶を「体験」で伝える、没入型会議空間の創出 / 福島郡山LLタウン
株式会社フクダ・アンド・パートナーズが企画・開発する「福島郡山LLタウン」は、平時の「物流拠点」と災害時の「防災拠点」という2つの機能を併せ持つ、複数棟からなる物流施設集積拠点です。
同社が東日本大震災での復旧に携わり「物を届けることは命を守ること」と痛感した経験から開発されました。
震災の記憶を風化させず、新たな世代へつないでいくための実践的なソリューションとして、この度、その内の1棟の大型会議室に「Immersive Engine」および「Immersive Magic Wall」を導入いただきました。
End Client :株式会社フクダ・アン ド・パートナーズ
Partner :NTT東⽇本株式会社、ピーディーシー株式会社
震災の伝承と防災教育はイマーシブ体験でさらに深まる
Immersive Engine と Immersive Magic Wall による没入映像空間は、震災時の状況を共有するだけでなく、実践的な防災や産官学の連携を促進する、コミュニケーションの場として活用されています。
◾️「防災教育を通して、震災を伝承する場」として
会議室全体をデジタル上の災害現場へと変換する Immersive Engine と、その緊迫した様子を鮮明に描き出す Immersive Magic Wall により、あたかも自分がその場にいるかのような圧倒的な没入空間を創出。震災を身近な出来事として考えるきっかけを作り出しています。
今後はイマーシブのシステムを活用した防災教育や、関連企業と連携した、定期的な防災訓練で活用いただく見込みです。
◾️「議論を深め、意思決定を加速させる場」として
没入体験から議論へシームレスに移行できることが、この空間の大きな価値です。
Immersive Engine は、直感的なタブレット操作により、物流・防災計画に関するあらゆるデータを自在に展開し、複数情報の同時表示を実現。その情報が Immersive Magic Wall の270°の壁面全体に描き出されることで、コミュニケーションが活性化、迅速な意思決定へと結びついていきます。
没入体験を経て、世代や立場を超えて対話を重ねる。このプロセスそのものが、震災の教訓を次の世代へと伝えていくことへとつながります。
今後の展望
「人の命を守る」社会インフラを担う企業にとって、いざというときへの備えとしてBCP(事業継続計画)の策定や、日常的な防災の取り組みは欠かせません。
本事例においてイマーシブ空間は、平時の「実践的な会議の場」や有事を想定した「防災拠点」として機能するだけでなく、「震災の伝承と教育」という側面でも重要な役割を果たしています。
イマーシブはこれからも、没入空間の創出による直感的な情報の共有を通じて、インフラを支える皆さまの活動を力強く後押ししてまいります。
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Immersive Engine サービス紹介
https://immersive.tokyo/service/immersive-engine/
Immersive Magic Wall サービス紹介
https://immersive.tokyo/service/immersive-magic-wall/
本施設の詳細記事:
https://www.fandp.co.jp/home-sample/fukushima_lltown
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