株式会社イトーキ
オフィスフロアの大型LEDを活用した、双方向コミュニケーション空間を創出
株式会社イトーキは、オフィス家具の製造・販売にとどまらず、働く場のデザインと働き方そのものを提案してきた企業です。このたび、「人的資本の最大化、さらなる成果につなげる『チーム運用』の進化」をコンセプトに掲げ、自社のワーキングショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE TOKYO」12階 をリニューアル。チームで働くことで生産性を最大化する場として、ワンフロアに広がる空間の中心に、大型LEDを備えた空間「Commons Hill」を配置し、共創空間の象徴となるこの場にImmersive Engineを導入いただきました。
見せるだけの一方通行のLEDを、人が対話する双方向の場へ
■ 導入前の課題
リニューアル前のLEDは、空間としての設えも限定的だったことから、主に情報を映すためのサイネージとして利用されていました。評価は高くとも、見る人へ一方的に届けるだけの一方通行。チームで働き、生産性を高める場をつくるというリニューアルの狙いを達成するためには、更なる工夫が必要でした。
来訪したお客様へ提案やプレゼンテーションを行う時に、近い距離から見てもインパクトのある映像を届けたい。社員同士が同じ画面を囲み、双方向にやりとりできる場にしたい。映すだけのLEDを人が関わり合う場にしたいという想いが、出発点でした。
専用ルームではなく、社員が毎日通る動線上に。活発なコミュニケーションを促進させる空間へ
大型LEDが置かれたのは、ワンフロアに広がる空間の中心。人が日常的に行き交う場所にテーブルやベンチ、植栽などインテリアも考慮して設置されたため、自然と人目に触れ、社員が自発的に活用していく。奥まった一室ではなく、日々の動線の上に置き、社員に積極的に空間を活用してもらうことを目指して設計されました。
・決め手はオールインワンの簡潔さ。導入も運用も、エンジン1つだけで
導入までの道のりは長く、空間の使い方が社内で定まらない時期もありました。各部門と運用のかたちを話し合い、重ねていく中で、Immersive Engineを入れることで生まれる効果が見えてくる。その手応えを確かめてから、導入を決めています。
映像を切り替えて見せるには、本来いくつもの機器を組み合わせる必要があります。Immersive Engineは、それらを一つのシステムとして束ね、表示も操作も一体で扱えるようにする。機材の集合ではなく、ひとつのまとまりとして導入できる。複雑さを残さないことが、導入の決め手になりました。
今回の導入は、プロジェクターによる投影ではなく、大型LEDをImmersive Engineで直接駆動した、イマーシブにとって初めての事例でもありました。没入感のある大画面表示を、LEDという選択肢でも実現しています。
・専任の担当者を置かなくても、全社員がいつでも直感で使える独自UI
標準のインターフェースから大きく作り込み、イトーキ専用のタッチパネルUIを設計しました。社員が、いつ訪れても迷わず操作できます。お客様をアテンドする営業担当者が、見せたい映像へすぐ戻し、プレゼン資料を即座に映し出す。PC画面を2面同時に並べることもできます。
・映すだけだった画面が、議論の中心に。社内の会議も、来客への提案も、ひと回り上の質へ
Immersive Engineの導入により、情報やコンテンツを映すだけだったLEDは、人が前に立ち、操作しながら語りかける場へと姿を変えました。大型LEDの前で社内プレゼンテーションを行い、会議をひらく。お客様を招いて提案を映し出す。一方的に掲示するのではなく、その場で意見を交わしながら話を進められる“共創空間”へと進化しています。社内の議論も、来客への提案も、以前より中身の濃いものになっています。
情報を持ち寄り、同じ画面を囲んでチームで判断していく。映すだけの場だった空間に生まれたこの働き方こそが、新たな価値を生み出す場となっています。これは、イトーキが掲げる「人的資本の最大化、さらなる成果につなげる『チーム運用』の進化」を体現し、チームで生産性を高める場そのものといえます。
■ お客様の声
決定的なきっかけは、オールインワンでシステムを組めることでした。あらゆる機器を一つにまとめ、操作までシステムとして一体で導入できる。そこが最大の魅力だったと感じています。
導入してからは、使った瞬間に皆が驚く。狙い通りの反応でした。これまで一方的に見せるだけだった場所が、人が集まって言葉を交わす場に変わった。その手応えを、いちばん強く感じています。
株式会社イトーキ
営業本部 セールスディベロップメント統括部 ソリューション営業部 システムデザイン室 室長 椎野 由郷さん
今後の展望
人が日々行き交う場所に映像と対話の場を置き、プレゼンテーションからチームミーティング、チームビルディングまでを支える。働く場のあり方そのものを更新していく構想です。双方向のやりとりが生まれることで、出社する価値や社員のエンゲージメントも高まっていきます。
イトーキは滋賀工場にも Immersive Engine を導入。オフィス空間を実寸で再現するスタジオで試作品を検証し、東京の企画・デザインチームと滋賀の設計チームをつなぐバーチャルスタジオとして活用することで、開発スピードを高めています。
イマーシブは、製品を納めて終わりにはしません。お客様が思い描く働き方のゴールから逆算し、運用や使い手に寄り添いながら空間を設計してきました。これからも、没入空間の創出を通じて、人と人とのコミュニケーションが動き出す場づくりを支えてまいります。
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Immersive Engine サービス紹介
https://immersive.tokyo/service/immersive-engine/
株式会社イトーキ URL:
https://www.itoki.jp/
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